PI制御後の電圧を空間ベクトルに置き換えたとき、0~60degの範囲にあったとする。
空間ベクトルPWM制御では、e1とe2とゼロベクトルe0とe7で任意のベクトルeを作る。
(扇を作る2つのベクトルekとelとゼロベクトルe0とe7で任意のベクトルeを作る。)
PWMのキャリア周波数の周期をTsとする。
ここで、定電圧円より大きな電圧は出せないことから下記が成立する。
これらの式から、eが最大になる場合は のときであり、このとき
であり、3相変調波方式に3次高調波重畳制御を追加した場合に等しい。
0~60degの範囲でt1とt2を決める
・・・①
・・・②
①と②が等しいとして、実部と虚部を比較する。
①より
②より
したがって
は空間ベクトルPWMの変調率
また、e0とe7を出力する時間をそれぞれt0とt7とすると、
同様の方法で、各扇(角度範囲)におけると を求めると、表にようになる。
また、セクター番号Nを使ってそれぞれを表すと、
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