制御盤の中にも継続した信頼を。 制御盤組込み AccuVoltLink

 

制御盤組込みタイプ AccuVoltLink

計測の信頼性を、制御盤の中に組み込む。

目次

  1. 制御盤に「標準器」を組み込むという発想
  2. 高信頼性が求められる産業分野が抱える課題
  3. AccuVoltLinkがもたらす解決策
  4. 製品仕様・特徴(制御盤組込みタイプ)
  5. 高信頼性産業におけるAccuVoltLinkの価値
  6. 制御盤メーカーの皆様へ:AccuVoltLinkが提供する新しい価値
  7. まとめ・お問い合わせ PoC(実証実験)の募集
 

制御盤に「標準器」を組み込むという発想

製薬、食品、半導体プロセスなどの分野では、工程のわずかな変動が品質や安全性に直結する為、製造メーカーは常に正しい計測を心掛けて工場の稼働を行っています。 しかし、制御盤に組み込まれたメーター類や温調計、変換器といった計装機器、データロガーや直流電源などの計測器は、組込みという性質からこれまで校正や点検などの作業には制限、制約があったのも事実です。

直流電圧標準器 AccuVoltLink(アキュボルトリンク)は、この常識を変えるために生まれました。 高確度な電圧出力・計測機能とセルフキャリブレーション機能を持つAccuVoltLinkを、 制御盤の中にモジュールとして組み込むことで、 組込み計器の信頼性を大幅に向上させることができるようになります。

 
 

高信頼性が求められる産業分野が抱える課題

製薬・食品・半導体プロセスなどの生産現場では、計器や計装信号のわずかなズレが工程異常や品質問題につながります。 しかし、制御盤内の計器類は次のような課題を抱えています。

  • 計装信号のズレが見え辛い: 定常的に稼働しており経年変化やドリフトが気づかれにくい。
  • 出張校正の負担: 設備停止や事前準備が必要で頻繁に行えない。
  • 精度不良が発生していた時のリスク①: 品質や安全性への重大な影響が及ぶ。
  • 精度不良が発生していた時のリスク②: 出荷済み製品の対応と損失が発生。
  • 監査対応の難しさ: 「いつからずれていたのか?」など計器の信頼性を説明するための裏付けが不足。

これらは業界ごとに異なるように見えて、実は共通の構造を持つ課題です。 すべては工場の制御を行うという重要な仕事を担う「制御盤内の計器の信頼性」に起因しています。

 
 

AccuVoltLinkがもたらす解決策

制御盤組込みタイプ AccuVoltLink は、 制御盤内の直流計器・温調計・データロガー・変換器などの直流信号を扱う計器に対して、高確度な電圧出力と計測をで自動テストを行い、それらの「基準」として機能します。

AccuVoltLinkが特徴的なのは、単なる高精度モジュールではなく、 自らの状態を自己診断し、セルフキャリブレーションで高確度を維持できる点です。

AccuVoltLink本体は校正に対応していますので校正証明書(JCSS校正も対応)を発行でき、従来の出張校正とテストを自動で行うことができます。

つまり制御盤の中に出張校正の作業員と標準器がモジュールとして組み込まれた状態が作れているということになります。

*出張校正の標準器はハンディキャリブレータを想定

*標準器はハンディキャリブレータと比較

計測器が校正不合格になった時の対応についてはこちら ⇓

校正不合格が発生したときの対応方法 ― JIS Q 9001 に基づく実務フローを要約 ―

 
 
 

製品仕様・特徴(制御盤組込みタイプ)

取付

  • 各種DINレール対応

電気仕様

  • 電源:AC/DCどちらも制御盤から供給
  • 出力:±10V(1mV分解能)
  • 計測:±40V(1μV分解能)

セルフキャリブレーション・誤差管理

  • キャリブレーション頻度は自由に設定
  • テスト結果や誤差履歴はローカル保存
  • 計器類に精度不良が発生する前に予兆をお知らせ

通信・制御

  • PLCから制御可能(各種計器に合わせたテスト設定・計測値取得・自己診断 など)
  • 1台で制御盤内の複数の景気に対応(リレー切替)
  • プロトコルは未定(柔軟に対応)
  • コマンド/API提供予定
 

よくある質問

  • AcuVoltLinkの自己診断やセルフキャリブレーション機能が故障する可能性は? → 故障した場合は必ずエラーが出ます
  • AccuVoltLinkを制御するPLCやリレーが故障した場合は? → 故障した場合は必ずエラーが出ます
  • AccuVoltLinkは絶対に精度不良を起こさない? → 内部の部品の故障や経年劣化で補正範囲が大幅にずれてきた場合は一定の誤差を超えたタイミングでメンテナンス推奨としてユーザーに知らせます
  • AccuVoltLinkが精度不良になった場合は? → AccuVoltLinkを送って頂くか、校正済み交換ユニットを送付します。後者の場合は制御盤のダウンタイムはほぼ「ゼロ」で運用可能です。

 

 

 

 

高信頼性産業におけるAccuVoltLinkの価値

製薬・食品・半導体プロセスなどの現場では、計装信号の信頼性が工程の安全性と品質を左右します。 AccuVoltLinkは次のような価値を提供します。

  • 常時高確度の維持: 自動校正で制御盤内の計器・計装信号の基準を常に正確に保つ。
  • 手軽な日常校実現。 稼働を止めることなく工数負担なしで、点検、校正を実現。
  • 校正コストの削減: 人を派遣することなくシステムが制御盤内の計器を自動校正。
  • 品質の向上: 制御盤が扱う信号の正確性が向上、同時に製造品の品質、安全性も向上。
  • 重大欠陥の防止: 校正不合格を防止するのと同時にリコールや不良品の流出などの重大欠陥を防止。
  • 監査対応の強化: AccuVoltLinkの校正証明書+各計器の誤差履歴で説明責任を果たしやすい。
  • データ駆動型の基盤: 計器の状態や誤差履歴をデータとして蓄積し、感覚や経験ではなく“根拠ある判断”で保全・品質管理を行える。
 
 

制御盤メーカーの皆様へ:AccuVoltLinkが提供する新しい価値

AccuVoltLinkは、制御盤メーカーの皆様にとって 「価格競争から脱却し、技術で差別化するための新しい武器」となります。

  • 高信頼性制御盤という新しい提案軸
  • 保全サービスの提供(検査証明書・誤差履歴の提供)
  • 出荷後の信頼性を継続的に裏付ける仕組み

AccuVoltLinkを組み込むことで、 「他社と同じ制御盤」ではなく、 “信頼性を標準装備した制御盤”として差別化できます。

 

 

まとめ・お問い合わせ・PoC(実証実験)募集

制御盤組込みタイプ AccuVoltLink は、 「計測の信頼性そのものを制御盤に組み込む」ための新しい標準です。

高い信頼性が特に求められる産業分野において、 制御盤で扱う計器や信号の信頼性を裏付け、工程の安全性と品質を支える基盤となります。

制御盤メーカーの皆様には、 新しい差別化軸とビジネス機会を提供します。

組込み検討や仕様相談など、お気軽にお問い合わせください。

 

PoC(実証実験)パートナーも募集

AccuVoltLinkは、実際に使っていただくことで価値を最も強く実感できる製品です。日本の製造現場では「自社で結果が見えないと前に進みにくい」という文化もあり、まずは小規模なPoC(実証実験)から始めていただくことを推奨しています。

PoCでは、制御盤内の計器の状態変化や誤差履歴、校正頻度の最適化など、AccuVoltLinkが提供する“データに基づく信頼性向上”を実際の現場で確認できます。

実は多くの場面でPoCを開始した瞬間に計器のずれを発見することも少なくありません。

「まずは試してみたい」「実際の現場でどれだけ変わるのか知りたい」そんな企業様は、ぜひPoCのご検討をしてください。

大企業、中小企業 問わず一緒に“ジャパンクオリティを進化させていく”パートナーを募集しています。

 

各種お問合せはこちらから

AccuVoltLink お問合せフォーム

 
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