第1章:数式で考える回転機 回転速度-トルク特性③

回転速度-トルク特性③

 

3回:dq座標系での求め方

 

 

dq座標系の回路方程式(定常状態)は、

 

d軸およびq軸についての回路方程式の両辺を2乗し、足し算する。

 

 

U相電圧を

 

と定義すると、

 

 

 

電圧利用率100%のとき、直流電圧Vdc

 

なので、

 

idiqが既知のとき、wに関する2次方程式を解くことで、これらのidiqが流れる回転速度(機械角、rad/s)が求まる。

なお、事前にこれらのidiqが流れるときのLdLqを計算しておく必要がある

 

 

無負荷時はiqがゼロなので、これを回路方程式に代入する。

 

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