第1章:数式で考える回転機 力行と回生③

力行と回生③

 

3回:回生運転

 

4象限運転を行うことで、電力を電源へ回生できる可能性がある。モータのコイルから電源を見れば、インバータが昇圧回路になっているので、PWM制御により第4象限運転を行うことで、モータの誘起電圧が自動的に昇圧される。ここで、電源電圧以上に昇圧された場合のみ、回生運転となる。

したがって、低速で電流が大きい場合には回生運転にはならず、回生運転が可能な範囲は図の斜線部分のようになる。

また、矩形波駆動等でPWM制御が行われていない場合には、モータの誘起電圧が昇圧されないので回生運転にはならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

電気エンジニアにおすすめ!! 計測器検索.com 

 

変換ツール 計測器用語辞典 コラム・技術情報
お問い合わせ 会社概要 メーカー様向け このサイトについて パートナー募集 プライバシーポリシー 利用規約

当ウェブサイトでは、アクセス状況の測定・分析を目的に、クッキー(Cookie)を利用しています。クッキーの利用に同意いただくか、又はウェブサイトの閲覧を継続することで、クッキーの利用を承認いただいたものとさせていただきます。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。クッキー(Cookie)とは?

同意して閉じる