第1章:数式で考える回転機 10極 12スロットモータのロータの磁束密度変化の周波数

10極 12スロットモータのロータ磁束密度変化の周波数

 

 

 

1012スロットモータにおいて、ロータが1Hzで回転するとき、ステータティースの磁束密度変化の基本周波数は5Hzである。

⇒ これは、相電流の周波数に等しい。

 

 

1012スロットモータにおいて、ロータが1Hzで回転するとき、ロータの磁束密度変化の基本周波数は6Hzであるが、主成分は12Hzである。

・ロータの永久磁石は、ステータのティースとスロットオープンに交互に対向することで動作点に変化が発生する。

 ⇒ 12Hz

 

 

・連続する同相のコイルをコイル群とすると、1012スロットではコイル群が6つあり、ロータの磁束密度はコイルの起磁力の変化を受ける。

 ⇒ 6Hz

 

 

以上より、PMモータの磁束密度変化の周波数は、下記のようになる。

 

ステータ:相電流の変化の周波数に等しい。

ロータ:

①ロータの回転周波数×ステータティースの本数

②ロータの回転周波数×コイル群数

②の方が①と同じか小さくなるので、基本周波数は②になる。

 

 

89スロットモータのコイル群数は3である。

1412スロットと1012スロットでは、ロータの磁束密度変化の周波数は同じになる。

 

 

 

 

 

 

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