誘起電圧定数Keiを求めるためには、インダクタンスL、永久磁石によるコイルの鎖交磁束fM、電流iが流れたときの電機子反作用磁束fiを求める必要がある。
Frozen Permeability法を使うので、まずは永久磁石ありの状態で交流電流I0を流し、鎖交磁束を求める。
次に、永久磁石の材質を空気に変更するし、強制的に交流電流I0を流し、そのときのコイルの鎖交磁束振幅fI0を求める。
電流による磁束は電流に比例すると仮定すると、電流iが流れたときの電機子反作用磁束fiは
永久磁石による鎖交磁束fMは、回路をオープンにしたFEM解析により求めることができる。
同時に、誘起電圧が求まるので、誘起電圧定数Keが求まる。
電流iが流れたときにトータル鎖交磁束がf0となるので、そのときの誘起電圧定数Keiは、
以上より、すべての定数がわかったので、Keiについての2次方程式を解くことで、任意の回転速度wに対するKeiが求まる。
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