超優秀!! 高コスパの高周波用AC/DC電流プローブ 登場

 

 

オシロスコープで電流測定をする場合にはいくつかの方法がありますが、もっとも簡単に計測する方法の1つがクランプセンサ(電流プローブ)を使用する方法です。

 

しかしこの方法にはいくつかの問題点があります。

 

1つは精度、感度の問題。

電流プローブの理論上、正確に計測する事は難しいとされています。

 

2つめは周波数特性の問題。

電圧プローブであれば高い周波数まで測定することは、電流の比較するとそこまで難しいことではありません。

アクティブプローブなどを用いれば数GHzの計測も可能です。

しかし電流の場合は、数十MHz以上になると難しくなります。

 

3つめは価格の問題。

kHz帯域の電流プローブは数万円~ ありますが数十MHz以上の製品は一気に価格が上がってしまいます。

 

 

 

これらの問題を解決できる高周波用AC/DC電流プローブがMicsig社からリリースされています。

 

 

Micsig DC~100MHz AC/DC電流プローブ

CP1003B 定価 ¥185,000-

Micsig Oscilloscope Current Probe_Oscilloscope High Frequency Probe-Micsig

 

 

最近の電流プローブは感度も上がっており 小さな電流でも高確度で計測が可能になっています。

このプローブは30Aレンジと5Aレンジを持っているので大電流から、小さな電流のわずかな変化まで計測可能です。

また周波数も DC~100MHz帯域と高い周波数まで対応しており早い変化も捉えることが可能です。

 *プローブを選定する場合はディレーティング特性などに注意しましょう

 

またMicsig製品の大きな特長として、メーカー問わずどのオシロスコープにも使えるという事があげられます。

メーカーによっては自社製品専用のインターフェースに設計されている物もありますがMicsig製品なら気にせずに使えます。

 

 

Micsig社は光アイソレーション型差動プローブが、日本国内のパワー半導体業界や高電圧分野の測定で大ヒット中の、技術力の高いオシロスコープメーカーです。

別記事でも紹介していますがすごく優秀なオシロスコープもあります。

計測器検索.com / カタログでは分からない!? オシロ選定時の落とし穴 & 超優秀なオシロを発見!2024 (keisokukikensaku.com)

 

 

 

Micsig社の電流プローブを他社比較するとこんな感じです。

 

*価格は2024/7現在 参考

 

 

さすが日置さんは電流プローブの業界スタンダードにもなっている素晴らしい性能です。

0.5Aレンジがあるので本当に小さな電流から正確に計測が出来ます。

 

が、そこまで必要としない対象や目的であればMicsigでも十分です。

 

Micsig社は製品の品質が良く、低価格で、正規代理店では国内校正も対応しておりおすすめのメーカーですので今後も良い製品をピックアップしていきます。

 

 

 

 

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